Chromebookがビジネスユースに向いている8つの理由(Part3: セキュリティ面)

Chromebookがビジネスユースに向いている理由を、ハード面/ソフト面/セキュリティの3点から見て、合計8つの利点を紹介します。今回の記事ではセキュリティの面で優れた2つの点をご紹介します。

本当は秘密にしておきたい、Chromebookのスゴさ

Chromebookは、Googleが開発したOS「Chrome OS」を搭載した、シンプルながら非常に便利なノートパソコンであり、ビジネスシーンでの活用に向いています。 ハードの面、ソフトの面の順にビジネスユースに適している理由をまとめてまいりました。
今回は、セキュリティの面から「どうしてChromebookがビジネスユースに適しているのか」について8つの理由のうち最後の2つをを解説していきます。

(前々回の記事:ハードの面で優れた3点
(前回の記事:ソフトの面で優れた3点

セキュリティの面で優れた2点

では、セキュリティの面で優れている点、組み込みのセキュリティと、Chrome Enterprise Upgradeの2点についてご紹介します。
なお、今回も番号は前回の記事からの通し番号となっています 。

7. 組み込みのセキュリティ

Chromebookは様々なセキュリティが組み込みで導入されており、自動的に更新されるようになっています。
また、ウィルス対策機能も組みこまれているため、セキュリティソフトを新たにインストールする必要はありません。

  • 強力なセキュリティ
    Chromebookはファームウェア、OS、アプリ・ブラウザ、4データのステップでセキュリティが実行され、起動のたびに「確認付きブート」と呼ばれるセルフチェックを自動で行います。
    ファームウェアやOSの段階で異常が検知された場合は、自動で自己修復を行い、OSが新品の常態に戻されます。
    電源を入れてからOSを起動するまでにウィルス感染ができないような仕組みが用いられています。
    また、アプリ・ブラウザで検知された場合はサンドボックス化して外部とのやり取りを制限し脅威の拡大を封じ込め、他のファイルを保護します。加えて、Chromebookで扱うデータ自体は暗号化されています。
    用心するにこしたことはありませんが、Chromebookでは最初からこれだけのセキュリティが用意されているので、非常に心強いと言えます。
  • マルチユーザー対応
    マルチユーザーを想定していない端末で、複数ユーザーが端末を使い回すと、予期せぬ問題を引き起こす可能性があります。前に使ったユーザーが設定を変えてしまっていたことに気が付かずにウィルスに感染してしまったり、知らないソフトをうっかり起動してクラッシュさせてしまったり、非常に危険です。
    Chromebookは複数のユーザーで共有されることを想定して作られています。
    ログインすれば、その人の環境が再現されるので、「外出用のノートパソコン」として特定の人員で共有して使う場合でも活躍します。「普段はデスクで別のパソコンで作業し、社外のお打ち合わせやリモートで別のパソコンを使う」「社員全員に外出時の社用パソコンを貸与できない」といった状況で重宝される作りになっています。

8. Chrome Enterprise Upgrade

組み込みのセキュリティに加え、さらにセキュリティが強化されたビジネスユース向けの機能に Chrome Enterprise Upgrade があります。
Chrome Enterprise Upgradeは、Chromebookやその他ChromeOSの端末をGoogle Workspace管理コンソールから制御するシステムです。導入することで、ポリシーの適用、機能の設定や制限、ネットワークアクセスの設定といった項目を、ユーザー単位、部署単位、デバイス単位で細やかに設定・制限することが可能になります。
手間のかかる IT 作業を効率化し、ユーザーの生産性が高められるので、ビジネスに大きな価値をもたらすことができます。

では、Chrome Enterprise Upgradeのもつ機能のうちいくつか重要な機能を見ていきましょう。

  • 各種ポリシーの設定
    ユーザーID、アクセス元地域、デバイスのセキュリティ状況、IPアドレスなどの属性に基づき、アプリに対するアクセス制御ポリシーの作成が可能です。設定した基準に基づき、そのユーザーがどのアプリにアクセスできるかを制御します。
    社員のアクセスに関する制御はもちろん、パートナーや組織外の協力者のアクセスを許可することもできるため、不便を生じさせることもありません。
  • データ損失防止(DLP)
    DLPを使用すると、ユーザーが組織外の相手と共有できるコンテンツを管理者が指定することができるようになり、機密情報の漏洩を防ぐことが可能です。 漏洩させたくないデータの共有に関するルールを作成・適用することで、ユーザーがパートナーや社外協力者と共有できるGoogleドライブファイルのコンテンツの管理ができます。ルールに設定されたファイルは共有ができなくなり、漏洩が発生した際もファイルアクセスをブロックするなど、設定した対応がなされます。
  • 高度なセキュリティ
    もしChromebookを紛失しても、デバイスを遠隔で簡単に無効化し、データを保護することが可能です。デバイスの無効化も非常に簡単で、管理コンソールから実行することができます。その他、アプリケーションへのアクセスを承認のあるものに限ったり、一時的ログインモードを設定し、セッション終了時にデータをデバイスから削除したりすることが可能です。
  • 管理コンソールでの一元管理
    上記のデバイスの無効化をはじめ、デバイスポリシーの設定、デバイスの監視、更新の管理といった作業を、管理コンソール上で一括で行うことができます。サードパーティのUEMも利用可能です。
    なお、セキュリティ面だけではなく、オフィスで良く設定するプリンタ、ネットワーク設定、クライアント証明書なども管理できます。
    このように、Chrome Education Upgradeは、セキュリティ上のかゆいところに手が届くように作られており、ビジネスシーンにおいても重要な機能をサポートしていることがわかります。

注意事項としましては、Chrome Education Upgradeのライセンスは、Google認定パートナーからしか購入することができない点です。
弊社では、Chrome Education Upgradeを取り扱っておりますので、ご興味を持たれましたら、是非ご相談ください。
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まとめ

今回はセキュリティ面でChromebookが優れている点についてご紹介いたしました。ビジネスで使うツールは、個人で使う以上にセキュリティ周りに気を遣う必要がありますが、Chromebookは、そのニーズに対応する機能を有しています。ビジネスシーンにおいても安心して使用できる端末だからこそ、余計な心配をすることなく、業務に注力することができるのです。

ここまで、「どうしてChromebookがビジネスユースに適しているのか」について、合計8つの点を解説してまいりました。どれもChromebookだから実現している強みばかりです。

  • ハード面:Everythingボタン、バッテリー、タッチスクリーン
  • ソフト面:Googleアカウントとの連携、オフラインアクセス、Microsoft Officeの対応
  • セキュリティ面:組み込みのセキュリティ、Chrome Enterprise Upgrade

Chromebookがビジネスシーンでの活用に向いている理由が少しでも伝われば幸いです。
これを機に、是非Chromebookの導入をご検討ください。

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